5歳の男の子を育てる、シングルマザーの26歳です。
3年前に、保育園から車で15分ほどの職場に転職し、事務員として働いています。
子育てと仕事+家事をすべてうまくこなす方法は、まだまだ私も模索中ではありますが、やはり、何事もママの心の余裕が一番だと思います。
実は、今の職場に転職前は、電車で30分ほどの市中心部に勤めていました。
憧れていたアパレルの企画部で、将来デザイナーになることが夢だった私は意気揚々と入社しました。入社時にはすでに子供がいたので、小さな子供がいる事を了承して頂いての採用でした。
が、ここからは本当に心身ともに疲弊する毎日の連続でした。まず一番大きかったのが、理想と現実のギャップです。
やりたかった仕事に就けたのだから、頑張ろう!と思うじゃないですか。
ただ、その頃子供はまだ1歳半。うちの子は0歳から保育園に通っていて、年々病気をもらってくることも減ってはいましたがそれでも5歳の今に比べるとまだまだウイルス耐性もあるはずがなく、職場へ保育園からお迎えの電話がかかってきて来ることもしばしば。当初は、職場の上司やメンバーも理解してくれていましたが運の悪いことに、その年だけで子供が3回入院することになってしまい、当たり前ですが、そうなると状況も変わっていきました。
今から思えば、私も、仕事もプライベートも気を抜けなくて、配慮が足りてなかったり助けてほしい。とお願いしたり、無理です。
と断る余裕がなかったのが原因かなと思います。
迷惑をかけているんだから、仕事で取り返さないと!と意気込んでは抱えきれない量の仕事を引き受けてしまいました。
残業してはお迎えが遅くなり、抱えた仕事が片付かないうちに子供が体調不良で休まざるを得なくなり、、、結果、職場で私についたイメージは”仕事のできない休みがちな奴”だったと思います。
何だかずっとみじめで、すごく、自分がダメな人間になった気がして、職場では居場所がないような気がしていました。
その職場は、女性の社員は結婚したら寿退社をするような会社で、子育て中のママが同じ部署におらず、子育てをしながら働く悩みを相談をできる雰囲気もなかった
なので「ママでもやれる!一人で挽回しなければ」と謎のプライドと意地を張ってしまったのも大きな原因でした。
そこから1年勤めた後、自主退社し今の職場に転職しましたが今、子供が5歳になり、あの時はどうしてあんなに切羽詰まっていたのだろうと思うと全ては”余裕がないから”ということに通じるなぁと思っています。
働くママにとって”余裕”を手に入れる事は、時に難しいですがそんなときでも”余裕を持とう”と意識したり”今、こんなにも何事にも追われているのは余裕がないからだ”と理由をつけて気持ちの落としどころを見つけるだけ
でも、ちょっと楽になったりするんじゃないかんぁ。と思います。
我が家はこれから、反抗期などの新しい課題が待っているかと思いますが、心に余裕を持つことを心掛けて、これからも頑張っていこうと思います。